学校日記

【3年】ヤゴを飼う

公開日
2025/12/11
更新日
2025/12/11

学校の様子

3年生がプールで捕まえたヤゴを飼っている、というのを知って、見に行ったのですが、なんとヤンマ系のヤゴがいるではないか!!

私にとっては、超感激!の大事件なのでしたが、誰もそうは思っていないようです…もっと早く教えてほしかった〜


というのも、プールでヤンマ系のヤゴはいないのが普通なのです。なぜなら、ヤンマ系のトンボは、水中から生えた植物につかまって卵を産み落とすからです。

普通は、プールの水面から植物が生えていないので、ヤンマはプールに卵を産めないのです。だから、プール内のヤゴは、水面に直接卵を産み落とせる、アカトンボ系の小さなヤゴしかいないのです。


今年のヤゴ救出大作戦で、一匹もヤンマ系のヤゴがいない…でもせっかくならヤンマ系のヤゴをとって、巨大なトンボに羽化させたい!という願いを込めて、飼育委員会さんに協力をしてもらって、「抽水植物フロート」を製作したのでした。※9/8参照https://machida.schoolweb.ne.jp/1310185/weblog/130206520?tm=20250908201950


ですので、ヤンマ系のヤゴがウチのプールにいた!ということは、ものすごい事件で、もっと注目されるべきことなのです。


今、3年生は、ヤンマ系、少なくともアカトンボ系ではないビッグサイズのヤンマを3〜4匹つかまえて飼っています。とってきたのなら、何としても生かしてほしいです。

お世話が不十分で、アカトンボ系の小さなヤゴはほぼ全滅させてしまっていました。これではいけません。毎日の水換えやエアレーションの設置など、本当に生かすためにはそれ相応の努力が必要です。※校長室で経験済。

3年生の皆さん、是非とも大切に育ててください。