学校日記

【全体】ついに羽化!プールで見つけた「奇跡」の正体

公開日
2026/04/24
更新日
2026/04/24

学校の様子

今日は校長室に飛び込んできた「衝撃のニュース」をお届けします。

中休み、4年生の2人が息を切らせて駆け込んできました。

「校長先生!大変です!トンボが、トンボがいます!!」

その言葉を聞いた瞬間、私の脳内には「ついに、この時が来たか…!」と電撃が走りました。

彼らが3年生の頃から、毎日毎日、それこそ手塩にかけて育ててきた「プールの守り主」ことヤゴたちが、ついに羽化の時を迎えたというのです。

これはもう、立ち止まっている暇はありません。「事件は会議室で起きてるんじゃない、教室で起きてるんだ!」と言わんばかりに、現場の4年1組へダッシュ!

■教室に現れた「エメラルドの宝石」

教室で私を待っていたのは、言葉を失うほど美しい光景でした。

飼育ケースの中で、まだしっとりと瑞々しい輝きを放ちながら、力強く羽根を広げたギンヤンマ。

「うおー!すごい!!おめでとう!!!」

思わず叫んでしまいました。ヤゴから羽化させるのって、実はめちゃくちゃ大変なんです。毎日の水換え、生きたエサの確保、そして根気。ここまで見事に育て上げたこどもたちの愛情に、ただただ脱帽です!

■まさかの展開!「プレ・ヤゴ救出大作戦」開始

興奮冷めやらぬまま、「こうなったら、プールも見に行くしかないでしょ!」と一行はプールへ。

道中、自慢のトンボを1年生に見せてあげたりしながら、大行列で向かいます。

プールに着くと、そこにはすでに先客たちが!

大きな網でガサゴソやっているこどもたちから、地鳴りのような歓声が上がります。

恐る恐るバケツを覗き込んでみると……。

「……えっ、ウソでしょ!?」

そこには、巨大なヤンマ系のヤゴが、何匹も、何匹もうごめいていたのです!

■「戦略」が「奇跡」に変わった瞬間

実はこれ、とんでもなく凄いことなんです。

昨年の「ヤゴ救出大作戦」では、見つかるのは小さな赤とんぼのヤゴばかりでした。

なぜなら、ヤンマ系のトンボは、水中に植物が生えていないと産卵できないから。ツルツルのプールサイドでは、彼らは卵を産めないのです。

そこで立ち上がったのが、昨年度の飼育委員会。

「プールに産卵場所を作ろう!」と、手作りの「抽水植物フロート」を浮かべる作戦を決行しました。

「本当に産んでくれるかな…?」と半信半疑でしたが、今日、その答え合わせが完了しました。

私たちの作戦は、大・成・功だったのです!

網を入れるたびに、立派なヤゴがわんさか獲れる。

プールサイドで「うおーすげー!」と叫ぶ校長。もはや誰がこどもかわかりません笑

■本番は5/7(木)!「ヤゴ・ブリーダー」募集のお知らせ

今日はあくまで「プレ」調査のつもりでしたが、あまりの豊作に期待は高まるばかり。

本番の「ヤゴ救出大作戦」は、GW明けの5/7㈭に決定しました!

もし「お家でもこの奇跡を体験したい!」というご家庭があれば、ぜひ以下の「羽化セット」をご準備ください。

 水槽(小さなプラケースでもOK)

 エアレーション(ブクブク)

 長い木の枝(水中から外に突き出るように!羽化の足場になります)

 エサ(冷凍赤虫など)

学校が「ヤンマの里」になる日も近いかもしれません。

5月7日、みんなで「命の神秘」を網ですくい上げましょう!お楽しみに!