終業式 その2
- 公開日
- 2025/12/25
- 更新日
- 2025/12/25
お知らせ
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続いて校長からの話です。
要旨は、4月以来、三中のみなさんに「ありがとう」という気持ちを伝えます。
「ありがとう」と感じることは「幸せ」だとみなさんと生活をして気づきました。
「幸せはどこか遠くにあって、それがいつか自分のところにやってくる」と思っていませんか。
そう考えると、なかなか幸せを実感できません。
スイッチ一つで電気が点く、スマホ一つで世界とつながれる、世界中で飲み水を入れてお風呂を沸かす国なんてほとんどありません。
そもそも、水道の水が飲める国は、世界中で10か国程度です。
三中にいればあいさつがあふれる。
私たちは、幸せのど真ん中にいるのです。
もちろん、生きていればいろいろなことがあります。
思い通りにならないこと、つらいこと、しんどいこと、病気やケガ。
でも、どの時代にも、どの国にも、誰にでもあります。
そこばかりを見ていると、幸せは見えてきません。
「ありがとう」の感謝を感じることを意識することです。
ちょっとした意識で、「ありがとう」に気づけば、幸せを感じるのです。
つまり、幸せは「なる」ものではなく、「気づく」ものです。
それでは、よい年をお迎えください。
始業式に、またここで会いましょう。
その後、テニス部と卓球部の表彰、さらに生活指導主任から2学期までの振り返りと、冬休みの生活について話がありました。