今日は3年生の総合の学習で、繭からの糸取り体験を行いました。

ゲストティーチャーの方が朝早くからきて、準備をしてくださっています。一人一つずつゆでた繭を牛乳パックに入れて、ペットボトルに糸を巻き付けていきます。くるくるくるくる巻き取っていくけれどなかなか終わらない、、、「もう100メートル終わったかなあ、、、」「大人でも3時間以上かかるんだって！」と同じ作業を続けていくのはなかなか根気がいる作業です。それでも、ペットボトルにうっすらと巻き付いた糸が見えてくると、「きれい！」「触ると気持ちがいいよ！」と笑顔になり、まだまだ頑張れる様子です。昔の人たちがすべて手作業でやっていたことを同じように体験できる、貴重な学習です。そして同時に人間の知恵と工夫のすばらしさにも気付くことができます。

糸を巻き付けたペットボトルは、中にライトを入れて、ランプシェードになります。きっと柔らかくて温かいぬくもりのある光に包まれることでしょう。家に持って帰るのが楽しみですね。