3年生、理科と総合
- 公開日
- 2023/02/02
- 更新日
- 2023/02/02
校長室より
3年生の授業を見に行きました。
理科の授業では磁石の学習でした。机の上にある様々なものが磁石につくかつかないかを予想します。5円玉、10円玉、ハサミやクリップ、空き缶2種類(アルミとスチール)、金紙と銀紙、、、たくさんあります。一つ一つ、どうしてそう考えたのか理由をはっきりさせて予想していることに「真剣によく考えているなぁ」と感心しました。先生から待ちに待った実験のGOサインが出ると、みんな夢中で確かめていきます。「あれ?くっつかない!」「ここはくっつくのに、こっち側がくっつかない!」予想したのとは違う発見がたくさんあったようです。今日の学習のまとめをした後「あー、次の時間の実験も楽しみー!!」と生き生きと学ぶ様子がとても素敵な子供たちでした。
総合の学習は、安全マップ作りでした。地域の中で、危険が隠れていそうなところ、安全と思われるところについて地図にメモを貼り付けていきます。「ここは、人が入り込みにくいし、周りからよく見えるから安全。」「ここは木がたくさんあるし、防犯カメラが付いているってことは危険なところだということだと思う。」「この駐車場はどこからでも入れるし、車の陰になると見えないから危険。」なるほどなるほど、子供の目線から見た安全と危険についての意見が次々と出されていきます。地図には子供たちの普段の遊び場所も含まれています。自分たちの普段の生活にも役立てることのできる、大切な学習ですね。次の時間にはさらに「危険をなくしてこんな町になったらいいなぁ、どうしたら危険がなくなるかなぁ。」ということについても考えを深めていく予定だそうです。お互いの意見をしっかり聞き合って、みんなで仲良く学習できる子供たち。こうしたらどう?こんなのはどう?と真剣に話し合って、素敵な考えを見つけてくれるのではないでしょうか。子供たちらしいアイデアと働きかけを、他の学年の子供たちへ、地域へとぜひ広めていってほしいです。