校長あいさつ

【伝統を創る】

皆様、初めまして。この4月から小川小学校に参りました、校長の星 彰(ほし あきら)と申します。

春休みに初めて本校を訪れました。
前任との約束の時間より少し早く着いたので、敷地の外を回ってみたら、校庭でこどもたちがサッカーをしていました。
いくら動き回ってもまだ十分な余裕のある校庭。
全校児童409名の児童が遊んでも、十分なスペースがありそうなほどの広い校庭で、
どんなこどもたちが、何をして遊ぶのだろうと、こどもたちとの出会いが待ち遠しくなりました。

校庭の先には、何もさえぎるものがない爽やかな青空が広がっていました。
こんな景色を日々眺めながら過ごすこどもたちは、きっと伸び伸びと大らかに育つに違いない、なんて素敵な立地なのだろうと、
数ある小学校の中で、この小川小学校に着任できた喜びを噛みしめました。

私が見た景色は、校歌に

「光みなぎる 緑の丘で」
「風もさわやか 花咲く丘で」
「山が遠くに 輝く丘で」

と表現されています。
きっと開校当時、こどもたちのために、このあたりで最も眺めのよい立地を、学校に譲っていただいたのでしょう。

そんな本校も、今年度で、開校50周年を迎えます。
6/9は開校記念日、そして2025/1/24には、開校50周年記念式典を執り行います。

開校からの50年間で、世の中は大きく、激しく、変化しました。
これまで継承してきたものを見直し、これからのこどもたちに合わせた学校を創る1年間にしたいと思います。
今年度は、これまでの50年の集大成であるとともに、これからの50年に向けて第1歩を踏み出す1年でもあります。
これからの時代を見据え、今ここに集うこどもたち、教職員、保護者・地域の皆様と、新たな伝統を創る1年にしてまいります。

最後に、私は、学校に来ることの最上位目標は「みんなでハッピーになる」ことだと考えます。
そして、こどもたちには「ハッピーをつくる人」になってほしいと願っています。
この目標に向かって、小川小学校の1年がスタートします。
皆様のお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。

2024/4/5記
町田市立小川小学校
校長  星 彰