学校日記

【6年】日光 湯元周辺ネイチャー探索 その1

公開日
2026/07/26
更新日
2026/07/26

学校の様子

雨天によりハイキングは中止とし、急きょ実施した【ネイチャーガイドさんと巡る森の探検】ですが、これはこれで、発見に満ちたステキな時間となりました。

私がついていた9.10班でのエピソードをまとめました。


1. 「ちいちゃん」は、空気がキレイな証拠!

木の幹に、コケのようなキノコのような、薄緑の何かがたくさん付いていました。これは「地衣類」、つまり「ちいちゃん」と言って、排気ガスにとっても弱いそうです。だから、これがたくさん付いているということは、空気がキレイである証拠。

そこで、「都会ではできない、肺の中に綺麗な空気を溜めるチャレンジ」をしました。普段、私たちは肺の容量の約7割しか使っていないそうです。あえて「限界まで吐ききり、思い切り吸い込む」ことで、残りの3割の空間にも森の新鮮な空気を送り込みました。普段意識しない自分の体と、森の空気の美味しさを全身で感じました。


2. まるで薄い辞書の紙?「ダケカンバ」の秘密

森の中で、皮がベリベリに剥がれた不思議な木を見つけました。これは白樺の仲間の「ダケカンバ」という木です。

剥がれた皮があまりに薄く、まるで「辞書の紙」のよう。誰が一番薄く剥がせるか選手権が始まり、向こう側が透けて見えるほどの「半透明」な皮を作った子もいました。

なお、この皮には油分が含まれており、濡れていてもライター一つですぐに燃え上がるそうです。私としては、持ち帰って学校のピザ窯の焚き付けにしたい!ところですが、ここは自然を持ち帰ったり、傷つけたりしてはいけない地域ですので断念。


3. 臭くない!?シカの落とし物から学ぶこと

道端に転がっている丸いつぶつぶ……実はシカのフンです。

ガイドさんが「全然臭くないよ!」と言って差し出してくださいましたが、ほとんどの子は嫌がって嗅いでくれませんでした⋯。私は嗅いでみましたが確かに無臭でした。

シカは草や木の繊維を食べているため、糞も植物の繊維がたっぷりで、嫌な臭いがしないのです。一方で、雑食のクマやキツネ、サルの糞はとても臭いという話を聞き、動物の食べ物と体の仕組みのつながりを学びました。


4. 小さな命との出会い「ヒキガエルの赤ちゃん」

足元で動く茶色い小さな影、ヒキガエルの赤ちゃんを発見しました。

ガイドさんは、カエルに触れる前に、自分の手を水でしっかり濡らしていました。人間の体温はカエルにとっては熱すぎ、乾燥した手で触ると皮膚が張り付いて傷ついてしまうからです。この小さなカエルが大人になるまでには5年以上、寿命は20年近くにもなるという話を聞きました。こどもたちは小さな命を慈しむように見守っていました。


雨の音を聞きながら、じっくりと森の呼吸や生き物の気配を感じたこの時間。ハイキングに行けなかったのは本当に残念でしたが、これもまた貴重な経験となりました。