THEタチバナシ(教員自主研修)
- 公開日
- 2025/11/15
- 更新日
- 2025/11/15
お知らせ
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11月12日のTHEタチバナシ(教員自主研修)は、下記テーマに分かれて話し合いました。
お互いの授業のようすを話し、より良い授業とするための参考にしています。
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1)発問の工夫
**「考える力」**を引き出す質問の仕方を工夫することです。単に答えを聞く質問ではなく、「なぜそう思うの?」「ほかの考えと比べてどう違う?」など、子どもたちの思考を深め、対話を生むような問いかけを行います。
2)学習形態
誰と、どのように学ぶかを決めることです。先生がみんなに教える全体学習、グループで話し合う協働学習(グループワーク)、一人でじっくり取り組む個別学習などを、学習内容に合わせて使い分けます。
3)思考の見える化
頭の中にある考えやイメージを、言葉や図、イラストなどを使って目で見える形にすることです。これにより、自分の考えを整理しやすくなったり、友達の考えを正確に理解したりできるようになります。
4)構造的な板書とノート指導
先生の板書や子どものノートが、学習の流れや要点、重要な関係性が一目でわかるように整理されるていることです。板書を学習の**「設計図」、ノートを子どもの「思考の足跡」**として機能させるための工夫です。
5)ICT活用
タブレットや電子黒板などの情報通信技術(ICT)を、より分かりやすい授業や個に応じた学びを実現するために効果的に利用することです。例えば、資料の提示、意見の共有、調べ学習などに活用します。
6)学級内特別支援
学級や授業内でかんたんに実施できる、特別支援的なちょっとした工夫を通して子どもの成長を促す取組のことです。子どもが心理的安全性を感じることができる学習環境つくり(座席配置、グルーピング、掲示物、教材提示の仕方など)など、子どもも負担感なく、手軽で持続可能な取組となることを目指しています。