「ふわふわ言葉とちくちく言葉」(聞き取り朝会より)
- 公開日
- 2021/03/08
- 更新日
- 2021/03/08
お知らせ
【律子の部屋 3/8 UP】
「ふわふわ言葉とちくちく言葉」
〜3月8日(月)聞き取り朝会より〜
校長室の前にある写真を見てください。男の子と女の子が手をつなぎ、毎日、皆さんを見守っています。なかよしですね。
友達には、なかよしの人もいれば、そうでない人もいると思います。以前、ちくちく言葉とふわふわ言葉について話をしましたが、覚えていますか。ちくちく言葉は言われたら悲しい気持ちになる言葉で、ふわふわ言葉は言われるとうれしい気持ちになる言葉でしたね。態度も、これと同じです。
誰でも、いじめはよくないと知っています。そして、「私はいじめた事なんてない」と言います。でも、こんなことはないか一緒に考えてみましょう。
これはどうでしょう・・・
バカ、早くしてよ、何やってんだ、へたくそ→ちくちく言葉
無視、いやな顔をする、バカにする、あいさつを返さない→ちくちく態度
いじめはよくないと知っていても、からかったりふざけたりすることはありませんか。友達は大切だとわかっていても、ちくちく言葉を言ったりちくちく態度をとってしまったりすることはありませんか。
みんなと仲良くしようと思っていても、無視したり仲間に入れなかったりすることはありませんか。うなずいてくれている人がいます。正直に自分を振り返ることができて、すごいですね。
みんながもっとなかよしになるために、校長先生に皆さんの知恵を貸してください。忠生第三小学校からなくしたいちくちく言葉、忠生第三小学校で増やしたいふわふわ言葉を、それぞれ3つずつ学級で相談して考え、校長先生に届けてください。全校でちくちく言葉を減らし、ふわふわ言葉を増やしていきましょう。
言葉は、目に見えません。見えないけれど、耳で聞いて心に入ります。言葉を受けた友達の心も、見えません。言葉によって友達の心がちくちくしたのか、ふわふわしたのか見えません。心は目に見えないけれど、あるんです。そして、見えないからこそ大事にしなければなりません。
目指そう!なかよし名人。男の子と女の子の写真のように、みんなでなかよしの心がいっぱいの忠生第三小学校にしていきましょう。皆さんからどんな素敵な知恵が集まってくるか、校長先生は楽しみにしています。