校長あいさつ
学校運営方針について 校長 岩田哲生
本校の教育目標は、「知」・「徳」・「体」を二つの項目で取り組んでいます。また本校では、「行きたい学校 帰りたい家 住みたい地域」という展望のもと生徒一人一人の自己肯定感の向上を図り、自己実現に向けてよりよく成長させることに取り組んでおります。
本校の2つの重点目標について、説明いたします。
一つは、学習面における「確かな学力の定着」です。
「できた」「わかった」といった達成感・充実感を味合わせることにより「学ぶ意欲」の向上を図ります。
教員は「わかりやすい授業」の工夫、質問を受ける機会の設定などに努めます。各ご家庭にも、家庭での学習習慣の確立をお願いし、生徒が「やればできる」と思うようになり、
自信をもち、学習への意欲が高まるように取り組んでいます。
もう一つは、生活面における「生活指導の充実」です。
生活指導というと、一部の生徒を対象として
問題行動への対応や きまりを守らせる指導のことと
誤解されがちですが、それは違います。
すべての生徒を対象として、自己実現に向けての指導・援助が
本来の生活指導です。
本校では、このことを基本とし、気になる生徒、問題行動をした生徒といった一部の生徒を対象とするのではなく
すべての生徒を対象とし、生徒一人一人と対話し、一人一人をよく見て、頑張っていることは、きちんと認め、褒めることで
自己肯定感を高めることに取り組んでいます。
小山田中学校の生徒のよいところは、素直なところです。
中学生になると、まじめを嫌い、悪ぶることをよしとし、雰囲気ができてしまうことがあります。
しかし、小山田中学校の生徒たちは、まじめに活動することを、かっこわるいと思うことなく、行事に真面目に取り組み、得意、不得意に関わらず、自分にできることを精一杯頑張る生徒がたくさんいます。また、そのような生徒を育てるように日々取り組んでいます。
その一方で、ダメなものはダメと指導もいたします。
受容は必要ですが、迎合はいたしません。
ときには毅然と厳しい指導をすることが必要と考えます。
その際、保護者の方にご理解・ご協力をお願いし、
親として我が子と向き会っていただくことがございます。
どうぞよろしくお願いいたします。