1年生国語 その2
- 公開日
- 2020/12/10
- 更新日
- 2020/12/10
SAKAI NOW
今回のテーマは、「外国の人に体験・見学をしてもらうなら、、日本のどんな文化がいいか」というものです。これについて、「着物を着て浅草を回ってもらう」「絹染め体験」「茶道」「青森のねぶた祭り」など個々の意見は様々です。例えば、茶道なら「着物を着る、正座をする、抹茶を立てるなど、その中に様々な文化が入り交ざっているから」、着付けなら「持ち帰ることはできないが、その場で体験し、写真を撮れば心に残る」という理由をつけています。
相手の意見の問題点を考える、という作業もありますが、これはなかなか難しかったようですね。枝葉に当たる細かいところをついても意味はありません。議論が深まらないからです。「着物を着て浅草を回ってもらう」ことに対しては、「着物は日本の伝統文化であり、海外の人にも知名度があって人気。着方を覚えれば、母国に帰っても楽しめる」メリットがある一方、「着物は着せてもらうだけなのか」という問題点を提供しています。この問題点の指摘からは、「着せてもらうだけでなく、さらに〜してみてはどうだろうか」という新たな提案も期待できますね。そうすれば議論は深まっていきます。