日光林間学校25
- 公開日
- 2022/07/26
- 更新日
- 2022/07/27
お知らせ
足尾銅山を見学しました。江戸時代の慶長15年に発見されたと言われています。江戸幕府が銅山奉行のもとに、陣屋を設け、直営で銅の生産にあたりました。全盛期にはオランダや中国に輸出されるほど、たくさんの銅が生産されました。その後、銅の生産が減り、銅山師が窮状を幕府に訴え、「寛永通宝一文銭」の鋳造許可を願い出て、鋳銭をはじめました。
トロッコに乗り、坑道の中を歩くと昔の人達が苦労して銅を採掘した様子が分かります。明治になってからは古川市兵衛の経営に移り、機械を使っての採掘となって生産性があがり、日本一の銅山となりました。しかし、鉱脈が枯れて昭和48年に閉山となりました。
子供たちは熱心に学び、写真を撮ったりメモを書いたりしていました。