授業を覗いてきました 6年生
- 公開日
- 2021/01/29
- 更新日
- 2021/01/29
校長室より
6校時は、6年生の道徳の授業を覗いてきました。題材は「いのちをいただく」というもので、こちらも食育の授業でした。
まず、10年間、一緒に育ってきた娘さんと和牛の朗読から始まります。牛はその家族が年末を乗り越えるために売りに出され、命を解かれてしまいます。肉の一部を持ち帰ったおじいさんから、かたくなに肉を食べようとしない娘は、いのちを解かれた牛のためにも食べなさいと諭されます。その後、娘は泣きながら「うまかぁ」と食べるという話です。
子供たちの琴線に触れる話です。私も思わず…。授業は、場面ごとに娘の心情を考えていきます。真ん中の写真は、「なぜ、娘は、泣きながらもうまかぁと食べたのか」の問いに、それぞれが考えたことを交流している場面です。最後に、自分自身は今後、どのように食事をしていくかを考え、発表し合い授業を終えました。しっとりとしていて、胸にしみる授業でした。