6月18日 校長室より 4・5年生小山田学習その2
- 公開日
- 2020/06/18
- 更新日
- 2020/06/18
今日の小山田
そもそもこの辺りに自生していた「ノカンゾウ・ヤブカンゾウ」(ニッコウキスゲに似ています。2つの種類は花や、種で増えるか、株で増えるかの違いがあるようです)は、耕作や外来種の繁殖によって激減したそうです。代わりに広がった「ネズミホゾムギ(ライ麦の一種)」は、花粉症を引き起こす原因植物の一つだということで、草刈りや除草剤で駆逐するのではなく、もともと生えていた「ノカンゾウ・ヤブカンゾウ」を増やすことで生態環境を変えていこうとする活動だということです。
ご指導いただいた元慶応義塾大学教授岸先生のお話によると、鶴見川流域の7カ所に、今回移植したような繁殖場所があり、「花咲く鶴見川計画」として、国土交通省やNPO法人がかかわり、それぞれの地域で活動されているということです。
「ノカンゾウ・ヤブカンゾウ」の移植は、住みよい小山田のまちづくりにも貢献する事業だということでした。6月下旬から7月にかけて、きれいな黄色い花が咲くそうです。楽しみに待ちたいと思います。