学校日記

道徳授業地区公開講座

公開日
2019/09/16
更新日
2019/09/16

お知らせ

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 9月14日(土)は、各学級で道徳の授業を公開し、それに伴って保護者や地域の方々を対象に、道徳教育について講演会を行いました。今年度は、道徳教育では大変著名な後藤 忠先生にご来校いただき、「『生きる力』の育成と道徳教育の役割」についてお話ししていただきました。後藤先生は、元東京都公立小学校校長として数々の学校でご勤務され、玉川大学教授でも教鞭をとられました。元 東京都小学校道徳教育研究会会長を務めれ、現在日本道徳科教育学会顧問でいらっしゃいます。
 じつは後藤先生には、校長が初任者だった時に担当指導主事として、道徳の授業について教えていただいたというご縁もありました。懐かしく嬉しい気持ちで、ご講演を伺っておりました。
 現代の子供たちには、生きる力が衰退してきていること、それは自尊感情の低さ、自己肯定感の欠如からくるものであるということです。子供は道徳科で何を学ぶのかということや生きる力をはぐくむ家庭・学校・地域の役割についてお話しされました。子供が褒めてほしい時に褒め、叱ってほしい時に叱ることができる大人であることを強く訴えていらっしゃいました。最後に、ある担任と子供との長い年月に渡った「縁を生かす」というお話をお聞きしました。会場では、胸を打たれ、涙する方々も見受けられました。
 参加された皆さんが、子供たちをどのように育てていくべきかを改めて考えさせられ、感銘を受けた講演会となりました。