「心に通じた『どうぞ』のひとこと」という教材をもとに、学習をしました。まず、電車で目の前にお年寄りが立っていたらどうするかという問いに、席を譲るか譲らないかで自分だったらどうするかを決めました。どちらにするか決めかねている子もいました。教材を読み進めながら、登場人物の心の葛藤を話し合いました。自分の経験と照らし合わせて意見を言う子。じっと考えてワークシートに書く子。６年生の心を揺さぶる学習となりました。「思いやり」は見える。最後は、宮澤賢治の「行為の意味」という詩を味わって終わりました。

　教室には、学級目標が掲示されていました。この一年間で自分はどのようにしたいかも一人一人書いてありました。