INP(いじめなくそうプロジェクト)児童集会
- 公開日
- 2024/09/13
- 更新日
- 2024/09/13
楽しい学校
小山田南小学校では、子供たちと教職員が一体となって「いじめなくそうプロジェクト(INP)」を進めています。9月12日(木)に代表委員会主催による子供たち主体の児童集会がありました。学校でよくあるシチュエーションを子供たちが出し合って、そんなときにどう行動するのがよいのか、どんな声掛けをするのがよいのかを子供自身で考えました。舞台には代表委員会の子供たちだけではなく、全学年からボランティアの協力児童が登場して「こんなとき自分ならこうする」というお話をしてくれました。いじめは、先生たちだけが口を酸っぱくして言っても本当の意味では解決に向かいません。子供たち一人一人がどんな言動が人を傷つけるのかを考え、気を付け、みんなで互いが安心して生活できる学校を作っていくことが大切なのです。子供たちの企画でこのような前向きな集会が実施されたことを大変うれしく思いました。
以下は、子供たちが作成した集会の台本です。
<集会台本>
これから、代表委員会のいじめなくそうプロジェクトをはじめます。友達と過ごしていて、「これっていじめじゃないかな?」「こんなときって、なんて言う?」と、こまったりまよったりしたことはありませんか?
そんなまよってしまう場面をいくつかしょうかいしたいと思います。
とても大切な話なので、みなさん、しんけんに話を聞いて、考えましょう。
場面1
あれあれ。何人かの友達が1人の子を押し合っている。おされている一人の子は、いやな顔をしているよ。こんなときってなんて言う?
4年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
つばさ学級の〇〇さんに聞いてみましょう。
ありがとうございます。
こんなときは、あぶないからやめたほうがいいよとか、ケガしちゃうから押さないでねと言いましょう。先生にすぐ知らせることも大切です。
場面2
へんだな。友達が、悪ふざけで、筆箱をかくしているよ。
周りの子は笑っているだけで、助けてあげないよ。
こんなときって、なんて言う?
2年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
6年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
ありがとうございます。こんなときは、友達に返してあげてよ!や悪ふざけはよくないと言いましょう。前に出て、礼をして、退場する。
場面3
どうしたんだろう?みんなが楽しそうに話をしているのに、1人だけその輪に入れていない子がいるよ。でも入りたそうにしているよ。こんなときって何て言う?
1年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
5年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
ありがとうございます。こんなときは、あの子も一緒に話したがっているから、仲間に入れてあげてね。と優しく話しかけてあげましょう。わたしと一緒におしゃべりしようとさそうこともできますね。
場面4
いやかな?一人の子が、みんなからあだ名をつけられて、いじって笑われているよ。
こんなときって何て言う?
3年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
6年生の〇〇さんに聞いてみましょう。
ありがとうございます。こんなときは、なんで笑っているの?あだなやめたほうがいいよ。とかばってあげましょう。自分も友達の名前も両方とも大切にしましょう。
このようなことがあっときは、「いじめなくそうプロジェクト」のことを思い出してください。いやだなと思っていることがある人は、すぐに周りの友達や大人に相談しましょう。近くにいやな思いをしている人がいたら、やさしく声をかけてください。また声をかけにくかったら、先生にすぐに伝えてください。
これで代表委員会からのいじめをなくそうプロジェクト集会を終わります。