校長あいさつ

校長あいさつ


先日、3学年生徒たちと京都・奈良の修学旅行に行ってまいりました。今回の旅を振り返りますと、何よりも生徒一人ひとりの「気遣いと心遣いのある修学旅行であった」と思います。移動中や見学先など、あらゆる場面でお互いを思いやり、声を掛け合う姿が見られました。

旅の大きな見どころであった歴史的建造物や数々の国宝、河村能楽堂の見学では、本物の美しさや迫力に圧倒されている様子が見られ嬉しい限りでした。プラス、それだけで終わることなく、見学後、感想を交わし合い国宝を知ると同時に仲間の感性やセンスを知る修学旅行であったことも、大きな収穫でした。「自分にはない視点を持っているんだな」などと、対話を通して友人の新たな魅力や深い内面に気づき、互いの絆をさらに深める貴重な機会にしてくれたものと思っております。また、宿舎内では生徒と教員の心温まる交流があったことも、今回の旅の忘れられない一コマです。普段の学校生活を離れ、同じ屋根の下で過ごす中、リラックスした笑顔が溢れる時間が流れていました。その中で、教員に生徒が甘える姿があったことも事実です。しかし、こうした場面を見て甘えることは決して悪いことではないことだと改めて実感していました。信頼できる大人に対して素直に自分を出し、甘えられる安心感があるからこそ、生徒たちは健やかに次のステップへと踏み出せるのだと思います。

この修学旅行で見せた安心感を土台にしながら、生徒たちには、3年生として徐々に教員や学校を支える立場に成長して欲しいと話しました。誰かに温かく支えられた経験があるからこそ、今度は自分が周囲を支え、思いやる強さを持てるようになるのだと思います。今回の旅での経験を糧に、これからの学校生活でも3年生が大きく飛躍してくれることを確信しております。

保護者、地域の皆様には、今後とも生徒たちの成長を温かく見守っていただければ幸いです。



  令和8年 5月 校長 土屋 敏彦


42268

 成瀬台中学校に着任しました、土屋敏彦と申します。よろしくお願いいたします。5年前までは隣の学区である南大谷中学校に副校長として勤務しておりました。ですから、玉川学園から東玉川学園、成瀬台、成瀬、西成瀬の地域は慣れ親しんだ地域です。この地区の落ち着いた佇まいと、そこから育まれる学校行事や文化活動に寛容な雰囲気はよく存じ上げております。この地域でお子様たちの成長に関われることを、大変光栄に感じております。

 さて、私が理想とする学校は、生徒一人ひとりが安心して自分を出し、お互いに認め合える「暖かく穏やかな雰囲気の学校」です。これは始業式に生徒にも話をさせていただきました。ことあるごとに「暖かく穏やかな雰囲気」という言葉をキーワードとして使っていき、理想とする学校を実現したいと思っています。成瀬台中学校から優しい穏やかな会話が聞かれ、生徒と先生方の笑顔が絶えない学校になることを願っています。

 ぜひ、地域の皆様、保護者も皆様も「暖かい穏やかな言葉がけ」を生徒たちにしていただけるようお願い申し上げます。


  令和8年4月 校長 土屋 敏彦