学校日記

🎭サポートルーム小集団授業「協力ジェスチャー」を行いました!

公開日
2025/06/09
更新日
2025/06/09

サポートルーム



5月第3週、サポートルームでは小集団活動として【協力ジェスチャー】の授業を行いました。

今回のテーマは、「ことばを使わずに伝える」という少しユニークなコミュニケーション活動です。

ペアやチームで協力しながら、“伝える力”“感じ取る力”“協力する姿勢”を楽しみながら育む時間となりました。





📝 今日の「めあて」は3つからえらびました


活動のはじめには、生徒たちが**自分のがんばりたいこと=「めあて」**を3つの中から1つ選びました。


今回の授業で大切にしたいことは、次の3つです:

伝える
…言葉を使わずに、動きや表情だけで思いを伝えることにチャレンジします。
協力する
…ペアになった相手と相談しながら、協力して表現することを大事にします。
読み取る
…相手のジェスチャーや様子をよく見て、何を伝えようとしているのか考える力を育てます。


自分の「めあて」をはっきりさせてから活動に取り組むことで、目的意識をもって行動できるようになり、どの生徒も意欲的に授業に参加する姿が見られました。







👣 活動の流れ


1. ウォーミングアップ「ジェスチャーリレー」


一列に並び、先頭の生徒だけが「お題」を見てジェスチャーで次の人に伝えていくゲームです。

最後の人が答えを発表し、全員で正解を確認します。


お題「にわとり」では、羽ばたくしぐさやくちばしの動きを上手に工夫して伝える姿が見られました!




2. メイン活動「協力ジェスチャー」


メインではペアを組んで、1枚のお題カード(例:スポーツや動物)をもとに相談しながら動きを考えました。

・「どんな動きにする?」

・「どっちがどの役をやる?」


など、相談のポイントも事前に紹介し、役割分担をしっかり決めて取り組みました。


🧩 さらに、希望者は**“上級編”**にも挑戦!


「カエルが肉まんを食べている」など、2枚のお題を組み合わせてジェスチャーするハイレベルな表現にも挑戦しました!

個人的に難易度が高そうだったのは「Youtubeがスケートをする」でした( *´艸`)




💬 生徒たちの素敵な様子

・ゴリラのまねが絶妙だった生徒、スキーの表現がリアルだった生徒など、体全体を使って表現する姿が印象的でした。

・「野球」を演じるはずが「農作業」になってしまったり、「テニス」を伝えようとして「バスケ」と勘違いされたり…そんな“伝わらない楽しさ”も体験できました。

・表現が苦手な生徒も、ペアの協力によって最後までやりきることができていました。

・上級生が後輩をリードする姿や、残り時間の使い方を提案してくれた生徒もおり、チームとしての一体感も高まっていました。




✏️ ふりかえりの時間


活動の最後には、「今日選んだ“めあて”に対して、自分はどんなことができたか?」を振り返りました。


PowerPointの最後には、こんな言葉がありました。



「ジェスチャーで伝えることで、ことばが使えないことのもどかしさを感じたと思います。

でも、だからこそ“ことばを上手に使う”ことの大切さにも気づけたのではないでしょうか。」



表情や動きから相手の気持ちを読み取る力、そして自分の思いを伝える工夫。

まさに、“ことばを超えたコミュニケーション”の力を、楽しく深く学べた1時間でした。




🌟 おわりに


今回の【協力ジェスチャー】では、「伝わった!」「わかってもらえた!」という成功体験や、「どうしたら伝わる?」といった工夫がたくさん見られました。


今後もサポートルームでは、生徒の表現力・コミュニケーション力を育てるような楽しい授業を行ってまいります。