3年 道徳授業
- 公開日
- 2020/09/19
- 更新日
- 2020/09/28
お知らせ
本日の道徳の授業では、「黄色いかさ」というお話から、約束や決まりを守る大切さを考えました。
主人公の男の子が、駅の改札口にある誰でも借りることができる黄色いかさの存在を知り、雨が急に降ってきた帰り道にそのかさを借ります。しかし、なかなか返しに行かず、お母さんに注意されてもごまかしていました。ある日、雨の日に降られて困っているおばあさんを見かけます。黄色いかさのことを伝えると、「一本もない。」という事を聞き、男の子ははっとして駆け出しました。
子供たちは、男の子の気持ちの変化に寄り添い、最後、おばあさんから黄色いかさが1本もないこと聞いたときの主人公はどんなことを思ったかについて考えました。
子供たちから、「やばい、ぼくが返しておけばよかった。」「大変だ。早く返さなくちゃ。みんなが困っちゃう。」「すぐ返さなかったから、おばあさんが困ってしまった。」「お母さんの言う通りだった。」「早く返せばよかった。」などの意見が出ました。
みんなで利用するものを使うとき、どんなことに気をつけるか考える振り返りで、「みんなで使うものだから、次に使う人がいると思って約束を守って、大切に使わなきゃと思いました。」「自分が使ったら、すぐ誰かに返すように気をつけようと思いました。」「使ったら、ちゃんと元の場所に戻して次の人を困らせないようにしよう。」など考えを深めていました。
これからの子供たちの姿が楽しみです。