今日の給食1月24日
- 公開日
- 2022/01/24
- 更新日
- 2022/01/24
今日の給食
今日の献立は、梅とわかめのおにぎり、さけの塩焼き、白菜の浅漬け、豚汁、牛乳です。 今日の相原の食材は、吉川さんちの小松菜と白菜です。
今日から始まる「全国学校給食週間」について紹介します。毎年1月24日から28日の1週間は、「全国学校給食週間」です。今から75年前の 昭和21年から続いています。
当時は、「学校給食に感謝をする日」だったのだそうです。
今、みなさんは、感謝の気持ちをもって給食を食べていますか?なぜ、75年前に、「学校給食に感謝をする日」ができたのでしょうか?その謎を解くために、今週は、昔にタイムスリップして、給食の歴史を学びます。
まず、1日目の今日は、学校給食が最初に始まった明治22年、130年前にタイムスリップします。それでは、これからクイズを出します。
問題です。
★明治22年、今からおよそ130年前の給食は、次のうちどれでしょう。
1) カレーライス、福神漬け、バナナ、牛乳
2)パン、コロッケ、千切(せんぎ)りキャベツ、スープ
3)おにぎり、焼き魚、漬物
正解は、3)の「おにぎり、焼き魚、漬物(つけもの)」です。
今日の給食に似ていますね。でも、当時は、豚汁と牛乳はありませんでした。日本で初めての給食は、品数が今の給食よりも少なかったのです。
当時、お寺で勉強をしていた子供たちは、毎日、お弁当を持ってきていました。しかし、貧しくて、お弁当を持ってこられない子供たちもいました。当然、朝ごはんも夜ごはんも、まともに食べていないので、勉強したり、運動したり、成長したりするのに必要な栄養が足りていません。
そこで、お寺の住職さんが、お昼ごはんのない子供たちに、おにぎりと焼き魚と漬物を出してあげるようになりました。それが、日本で最初の学校給食と言われています。
今、みなさんが毎日当たり前のように食べている給食は、130年前の一人の優しさから始まったことなのです。
130年前というと、好きなものを好きなときに食べられる時代ではありませんでした。お金がなくて食べるものも十分に買えない子供たちは、どのような気持ちで給食を食べていたでしょうか?
130年前の子供たちの気持ちを、みんなで想像しながら食べましょう。
(給食委員会お昼の放送より)