サポートルームでは、第2回小集団学習として「歩いてバトンつなぎミッション」を行いました。
今回の学習では、体育祭に向けて、合図を見たり聞いたりすること、相手との距離や体の向きを意識すること、安全にバトンを手渡しすることをめあてに活動しました。
はじめに、足踏みや方向転換などの準備運動を行いました。
合図を聞いて止まる、向きを変える、体の動きを調整するなど、集団の中で安全に動くための基本を確認しました。
その後、バトンを使って段階的に練習を行いました。
最初は止まったままバトンを渡し、次に歩きながら渡す練習をしました。
活動では、速さを競うのではなく、「はい」と声をかけること、相手との距離を見ること、同じ方向を向いて手渡しすることを大切にしました。
生徒たちは、はじめは緊張したり、動き方に戸惑ったりする様子もありましたが、友達や先生と確認しながら少しずつ活動に参加することができました。
バトンを落としたり、うまく渡せなかったりした場面でも、落ち着いてやり直そうとする姿が見られました。
また、友達にやさしく声をかける姿、順番を守って活動する姿、上級生が下級生を気遣う姿も見られました。
運動が得意な生徒も、苦手意識のある生徒も、それぞれのペースで「安全に渡す」「相手を見て動く」ことに取り組むことができました。
今回の活動は、単なるバトンパスの練習ではありません。
合図を聞く、相手の動きを見る、距離を調整する、失敗したときに落ち着いてやり直すなど、学校生活のさまざまな場面につながる学習です。
今後もサポートルームでは、個別学習と小集団学習を組み合わせながら、生徒一人ひとりが自分に合った方法で学び、友達と関わる力を育てていけるよう支援していきます。
小集団学習では、活動そのものの出来栄えだけでなく、合図を聞く力、相手との距離を調整する力、失敗したときに気持ちを立て直す力などを見取ることができます。
今回の活動で見えた一人ひとりのよさや課題を、今後の個別指導や在籍学級での支援につなげていきます。
# 1 めあてと約束の確認
はじめに、本時のめあてを確認しました。
めあて
合図を聞いて、距離と体の向きに気をつけて、バトンを安全に渡そう。
活動では、速さを競うのではなく、次のことを大切にしました。
- 合図をよく聞くこと
- 歩いて活動すること
- 相手との距離を見ること
- 同じ方向を向いてバトンを手渡しすること
- 落としたときは、あわてずにやり直すこと
失敗したときには、
止まる → 深呼吸 → 拾う → 元の位置 → もう一度
という手順を確認しました。
# 2 準備運動
次に、足踏みや方向転換の練習を行いました。
その場で足踏みをしながら、先生の合図を聞いて止まったり、右・左・後ろに向きを変えたりしました。
音が苦手な生徒にも配慮し、声、手拍子、指サイン、カードなど、複数の合図の出し方を使いながら活動しました。
# 3 バトンを渡す練習
バトンの受け渡しは、段階を分けて練習しました。
段階1 止まったまま渡す
2人が同じ方向を向き、止まった状態でバトンを渡しました。
渡す人は「はい」と声をかけ、受け取る人は手を出して受け取りました。
段階2 渡す人だけ歩いて渡す
受け取る人は止まったまま待ち、渡す人だけがゆっくり歩いて近づきました。
相手との距離を見ながら、安全に手渡しすることを確認しました。
段階3 2人で歩きながら渡す
2人で同じ方向にゆっくり歩きながら、タイミングを合わせてバトンを渡しました。
歩く速さ、声かけ、手の位置を意識して取り組みました。
#4 歩いてバトンつなぎミッション
後半は、チームでバトンをつなぐミッションに取り組みました。
コーンを回って次の人にバトンを渡し、全員でバトンをつなぎました。
ここでも、タイムよりも、安全・声かけ・手渡し・やり直しを大切にしました。
待っている生徒も、友達の動きを見て、
「合図が聞けていたか」
「距離はちょうどよかったか」
「安全に渡せていたか」
などを確認しました。
# 5 振り返り
最後に、振り返りシートを使って活動を振り返りました。
振り返りでは、次のような点を確認しました。
- 合図を聞いたり見たりして動けたか
- 「はい」の声かけを使ってバトンを手渡しできたか
- 友達との距離や体の向きを意識できたか
- 落としたときに、手順を確認してやり直せたか
活動でできたことや、次に気をつけたいことを言葉にすることで、体育祭や学校生活の中でも生かせるようにしました。