サポートルーム小集団学習「スリーヒントクイズで伝え方を考えました」
- 公開日
- 2026/07/06
- 更新日
- 2026/07/06
サポートルーム
サポートルームでは、小集団学習として「スリーヒントクイズ」に取り組みました。
クイズ形式の活動を通して、相手の話を最後まで聞くことや、相手に分かりやすく説明することについて学びました。
今回の学習のねらい
今回の学習では、次の2つをめあてにしました。
・ 相手の話を最後まで聞くこと
・ 相手に分かりやすく説明すること
はじめに、相手に自分の話を最後まで聞いてほしいのに聞いてもらえなかった経験や、自分の考えが相手にうまく伝わらず困った経験について考えました。
会話では、自分が話すことだけでなく、相手の話を最後まで聞くことも大切です。
今回の活動では、クイズを通して「聞くこと」と「伝えること」の両方を練習しました。
3つのヒントから答えを考える
前半は、教員が出す3つのヒントを聞いて、答えを考える練習をしました。
生徒は、ヒントを聞きながら答えを予想し、ホワイトボードに書いて発表しました。
すぐに答えが思い浮かぶ生徒もいれば、最後のヒントまで聞いてから考える生徒もいました。
活動の中では、「分かったけれど名前が出てこない」「似ているものを思い浮かべた」「最後のヒントで分かった」など、考え方の違いも見られました。
答えを当てることだけでなく、ヒントを最後まで聞くことや、複数の情報を合わせて考えることが大切な学習となりました。
相手に伝わるヒントを作る
後半は、生徒自身がスリーヒントクイズを作りました。
クイズ作りでは、まずジャンルを決め、答えを決めたあと、3つのヒントを考えます。
ポイントは、はじめから答えが分かりすぎないようにしながら、3つ目のヒントを聞くと答えに近付けるようにすることです。
ヒントを考える活動では、食べ物、乗り物、動物、建物、アニメ、ゲーム、スポーツなど、生徒の興味のある題材が多く出されました。
自分の好きなものを題材にしながらも、「相手に分かるようにするにはどう言えばよいか」を考える姿が見られました。
活動中の生徒の様子
生徒たちは、練習問題に積極的に答えたり、自分の考えを発表したりしながら活動に参加していました。
分かったことを挙手して発言する姿や、友達の出した問題に対して「分かりやすかった」と伝える姿も見られました。
一方で、クイズを作る場面では、ヒントが詳しすぎたり、反対に抽象的で分かりにくくなったりする場面もありました。
また、自分ではよく知っている題材でも、相手にとっては分かりにくい場合があることに気付く機会にもなりました。
活動の中では、教員と相談しながらヒントを考え直したり、友達の反応を見て伝え方を工夫したりする姿が見られました。
発表に緊張する生徒もいましたが、前に立って問題を出したり、最後まで伝えようとしたりすることができました。
この活動で大切にしたこと
今回の学習では、クイズに正解することだけを目的にしていません。
大切にしたのは、相手の話を最後まで聞くこと、必要な情報を整理して考えること、相手に分かりやすい言葉で伝えることです。
サポートルームの小集団学習では、教科学習だけでは見えにくい、生徒の聞き方、話し方、説明の仕方、友達との関わり方を見取ることができます。
スリーヒントクイズは、楽しみながらも、次のような力につながる活動です。
・ 相手の話を最後まで聞く力
・ 複数のヒントを合わせて考える力
・ 情報を整理して伝える力
・ 相手に分かる言葉を選ぶ力
・ 友達の考えや発表を受け止める力
日常生活につながる学び
日常生活の中でも、「自分は分かっているけれど、相手にはうまく伝わっていない」という場面があります。
今回の活動では、相手に分かりやすく伝えるためには、言葉を選ぶこと、順番を考えること、相手が知っているかどうかを想像することが大切だと学びました。
今後もサポートルームでは、生徒が安心して発言し、友達との関わりの中で、聞く力や伝える力を伸ばしていけるよう支援していきます。
活動の詳しい流れは、下の折りたたみからご覧いただけます。