「いのち」の授業
- 公開日
- 2024/11/22
- 更新日
- 2024/11/22
お知らせ
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11月20日(水)6校時、2年生を対象に「がん教育」の授業をとおして「『いのち』の授業」を実施しました。
お話をしてくださった講師の方は、小児がんでお子様を亡くされたお母さまでした。
講義の中でお母さまは、お子様の闘病生活を通じて次のように語りました。
「生きることって……誰かと一緒にご飯を食べて、『美味しい!』『まずい!』と言う普通の幸せがあること。
普通に遊んだり、ゲームしたり勉強したり、怒られたり褒められたりの当たり前の日常があること。
『夢』や『好きなこと』や、時には『嫌なこと』があること。
それは奇跡だと思います。」
私たちは「当たり前の日常」がどれほど貴重であるかを改めて認識しなければならないと思います。
健康で学校に通い、友達と遊び、家族と過ごす時間は、決して当たり前ではありません。
日々の生活の中で、私たちは多くの人々の支えや努力によって成り立っていることを忘れがちです。
日常の中で「当たり前」と思っていることに目を向けてみてください。
そして、その一つ一つに感謝の気持ちを持つことが、大切です。
「生きているだけで、それは何にも代えることのできない貴いこと」です。