学校日記

小集団学習「アインシュタインゲーム」

公開日
2026/10/19
更新日
2026/10/19

サポートルーム

~ヒントをつなぎ、筋道を立てて考えよう~

サポートルームでは、小集団学習で「アインシュタインゲーム」に取り組みました。


今回のめあては、「論理的に考える力を高めること」と、「問題解決を目指してペア(グループ)で協力すること」です。


授業では、「論理的に考える」とは、感覚だけで答えを決めるのではなく、いくつかの情報を整理し、筋道が通るように結論を出すことだと確認しました。

ヒントを一つずつつないで答えを探す

その後の「アインシュタインゲーム」では、書かれているヒントを手掛かりにして、表の空いているマスを少しずつ埋めていきます。


すぐに答えが分からなくても、「この条件ならここには入らない」「これが決まると、次はここが決まる」と情報を整理しながら進めます。


問題は、3×3から始まり、できたペアは3×4、4×4、3×5へと段階的に挑戦しました。


「分からない」から、筋道を立てた説明へ

活動の初めには、「論理的ってどういうこと?」と意味を捉えにくそうな様子も見られました。


一方で、例題や練習問題に取り組む中で、条件を一つずつ確認しながら答えにたどり着いたり、なぜその答えになるのかを言葉で説明したりする姿が見られるようになりました。


最初は難しそうにしていた生徒が、ルールを理解すると次々に問題を解いたり、さらに難しい問題へ挑戦したりする様子もありました。


また、思いついた答えを一度書いた後に、ほかの条件と合わないことに気付き、「最初の考えと矛盾する」と考え直す姿も見られました。


答えを早く出すことだけではなく、自分の考えを確かめ、必要に応じて修正することも、今回の大切な学習です。


先輩・後輩で相談しながら

ペアやグループでは、


  • 中心となって答えを考える人
  • 答えをまとめる人


という役割を意識して活動しました。


先輩が後輩に「どの役をやる?」と声を掛けたり、発表する役を譲ったりする姿がありました。


また、先輩からのアドバイスを聞いて考えを整理したり、ペアで相談しながら答えを変更したりする場面も見られました。


中には、一人で先に進めようとする場面もありましたが、活動を通して、自分だけで答えを出すのではなく、相手の考えを聞きながら問題を解く経験につながりました。


「順序立てて考える」を生活へ

振り返りでは、


「ヒントを手掛かりにしてマスを埋められたか」
「ペアで自分の役割を意識して取り組めたか」
「物事を進めるためには、順序立てて考えることが大切だと分かったか」


を確認しました。


論理的に考える力は、ゲームを解くためだけの力ではありません。

複数の情報から予定を立てるとき、困ったことの原因を考えるとき、自分の考えを相手に説明するときなど、学校生活のさまざまな場面につながります。


サポートルームでは今後も、「思いついた答えで終わらず、根拠を確かめる」「相手の考えを聞いて考え直す」といった経験を重ね、自分なりに考えを整理する方法を身に付けられるよう支援していきます。