今日と明日の２日間を使って、福祉体験の学習が行われます。
今日は８組が車いす体験を行い、明日は２年生が車いす体験とブラインドウォークの体験を行うことになっています。
８組の車いす体験の様子を覗きに行きました。
ボランティアの方の説明を受けて、グループごとに押す人と乗る人に分かれて車いす体験が始まりました。
車いすを開くところからはじめましたが、意外と固くて開きにくく、コツが必要で苦戦していました。
車いすを押してみると、最初はスムーズに進んでも、小さな段差や傾斜、点字ブロックなど普段では何気なく通っている道でも、車いすに乗っていると負担になる箇所が多くありました。
傾斜のある場所では、みんな足腰に力を入れて踏ん張り押してみたり、点字ブロックをうまくまたぎながら押して見るなど、一人一人が工夫して押していました。
大切なことは、押している人と押す人と乗っている人のコミュニケーションだということです。
動き出すときや曲がるときには、「動きます」「曲がります」と声掛けをすると乗っている人は安心できます。
そろりそろり押す慎重派や「オーライ！」と声掛けをする元気いっぱい行動派などみんなそれぞれ方法はさまざまですが、車いすに乗っている方の気持ちを想像しながら体験を進めていました。
地域ボランティアの方々も丁寧に教えてくださり、子どもたちは多くのことを学ばせていただきました。
ボランティアの方々が口を揃えておっしゃってくださったことが、子どもたちの熱心な姿についてです。
「子どもたちが、とても素直で積極的に体験活動に取り組んでくれたことがとても嬉しかったです」とたくさんのお褒めの言葉をいただき、とっても嬉しく思いました。
地域ボランティアの皆様、暑い中子どもたちのために誠にありがとうございました。