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2月全校朝礼

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/02

真中日記

2月 最初の月曜日、全校朝礼です。
校長先生からのお話
『おはようございます。
明日は節分。節分が2月2日になるのは124年ぶりです。このことを説明すると長くなるので、なぜかを調べてください。宿題です。そして、あさっては立春、確実に春は近づいてきていますね。今日は「三寒四温」についてお話したいと思います。
「三寒四温」とは、寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるといったように7日周期で寒暖が繰り返される現象です。一般的に寒い日は晴れで、暖かい日は天気が悪いようです。もともとは、中国の北京北部の言葉のようですが、日本では、春が近づき、気候がだんだん暖かくなるという意味にも用いられています。
さて、日本の春の象徴とも言える「桜」。桜の開花にはいろいろな説がありますが、よく積算温度が用いられます。元旦から数えて600度で開花とか、立春から足していって540度で開花といった具合です。これは、ある程度の目安のようですが、桜は、冬の風雪にも耐えながら、「三寒四温」を繰り返し、徐々に太陽のあたたかさをため込んでいっぱいになったら花が咲きます。このことは、どんなに辛く大変なことがあっても、いつかは「桜のように花が咲く」といった人間の生き方にも通じることが日本人が桜の花を愛する由縁かもしれません。
私も桜は大好きです。私が生まれ育ったのは東京巣鴨です。日本の桜で一番ポピュラーなのはソメイヨシノ。そのソメイヨシの発祥の地、駒込の隣で、中学校は豊島区立駒込中学校。生活の周りにはいつも桜がありました。桜は心を温かくしてくれます。
さて、3年生は先週には私立や都立の推薦試験が終わり、明日が都立の推薦の合格発表です。うれしい報告を楽しみに待っています。そして、これからいよいよ都立・私立の一般入試があります。最後まで気を引き締めて、体調管理にも十分に気を付けて、目標に向かって前進してください。
また、1・2年生は、3月に校外学習があります。学年で立てた目的が達成できるように、そして、農村体験学習や修学旅行へつなげることができるようにがんばってください。
そして、新入生の模範となる先輩になれるように日々の学校生活を見つめ直してみてください。
以上で私のお話を終わります。』