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伝統文化教室 2

公開日
2023/12/02
更新日
2023/12/02

真中日記

『八王子車人形西川古柳座』
文政8年(1825)に現在の埼玉県飯能市に生まれた初代西川古柳(にしかわこりゅう)(山岸柳吉)によって、江戸時代末に考案されました。
文楽系の三人遣いを、「ろくろ車」と呼ばれる車をおさめた箱に腰掛けて操る一人遣いに改良しました。人形の足の踵につけられたカカリを足の指で挟み、右手で人形の右手と人形の左手につけられた輪状の紐、左手で人形の左手と首、さらに指で目・口・眉まで動かします。
人形が舞台に直接足をつけて演技ができるため、独自の躍動感が生まれます。このような構造は世界でも類がないといわれています。
説経節は、もともと仏の教えを説くための仏教の法談などから生まれたといわれています。一時はすたれてしまいましたが、初代薩摩(さつま)若太夫が再興し、人形芝居などと一緒に興行するようになり、江戸で人気を博すようになりました。その後、八王子にも伝わり、現在まで受け継がれています。

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