全校朝礼
- 公開日
- 2021/04/12
- 更新日
- 2021/04/12
真中日記
今年度、最初の全校朝礼でした。
今年もミートでの朝礼になりました。
校長先生の話
『おはようございます。
令和3年度が始まって1週間が過ぎました。3年生、2年生そして1年生もそれぞれの学年にふさわしい顔つきになってきています。頼もしいです。
今日は、全校生徒がそろっての初めての朝礼です。そこで「新たな気持ちで」という言葉のお話をします。私は新年度を始めるに当たって、この言葉を大切にしたいと思っています。
本当は「1年365日、日々新たな気持ちで」というのが理想かもしれません。ですが、同じようなことの繰り返しの毎日の中で、せめて年度の初めとか、学期の初めとか、あるいは正月とか誕生日などの節目の時期には、新たな気持ちで、何か目標を立ててみるとか、新しいことを始めるとか、今までと少し自分を変えてみるといったことをしてほしいと思います。すでにそういう気持ちで新年度をスタートさせたという人もいると思いますが、今までと何も変えていない、何も変わっていないという人は、本当にそれでいいのかよく考えてみてほしいと思います。
私自身も、学生の頃はこういった節目には、勉強やクラブなどの目標を立てるとか、生活面を見直してみるといったことはよくやりました。毎日これだけは勉強しようとか、私は中学生の時はバスケットボール部でしたので、夜、毎日ドリブル100回をやるとか、あるいは多くの友達と積極的に関わりをもとうとか、そんなことを色々やろうとしました。それがうまくいったかというと、そんなに長続きしなかったこともよくあります。自分自身の中で何かが大きく変わったということはあまりなかったように思います。でも、そうこうしながら少しずつ成長するものです。反対に、何も変えようとしない、何も変わろうとしないのは、成長することを拒否していることになるのだろうと思います。
例えば、1学期の終わりとか今年度の終わりに自分はこうありたいと思う理想の姿を、思い浮かべてみてください。理想の姿というと、多くの人は、勉強やクラブでの理想像は思い浮かべても、自分はこんな人でありたいという内面の部分まで自分の理想像を深めることは、あまりしないかもしれません。
しかし、みんなには、自分の理想像を深めてもらいたい。新年度の初めという今の時期に、あらためてそういう自分の理想の姿を思い浮かべ、それに近づくために、新たな気持ちでスタートしてもらいたいと思います。
すでに新たな気持ちで少し成長した自分を目指している人には、その気持ちが続くように、そして、まだそんなことは何もしていないという人には、これからそういう気持ちになってもらうために、「新たな気持ちで」という言葉を大切にしてほしいと思います。』