スポーツの日
- 公開日
- 2024/10/14
- 更新日
- 2024/10/14
真中日記
「体育の日」は「スポーツの日」へ
今日、10月14日は「スポーツの日」です。毎年秋にあった「体育の日」は、長く人々に愛されてきた祝日です。
2020年から「スポーツの日」に
そんな体育の日が、2020年より「スポーツの日」という新しい名前に変更となりました。
そもそも「体育の日」とは?
体育の日は、50年以上続いている日本の祝日のひとつでした。
体育の日の由来
体育の日が制定されたのは、1964年の東京オリンピックに関係しています。この東京オリンピックは、日本で開催された初めての大会。日本は戦後の経済発展の最中にあり、この東京オリンピック開催に向けて、新幹線や高速道路の建設、ホテルや競技場の建設などが進みました。「オリンピック景気」と呼ばれる好景気に恵まれたことで、日本の経済発展は大きく後押しされたのです。
そして、当時の東京オリンピックの開会式が行われたのが、1964年10月10日。そこで、スポーツに親しみ、健康的な心身を培うことを目的に、東京オリンピック開会式の日付にちなんで体育の日が制定されることになったのです。
体育の日は毎年10月10日だった
体育の日は、1966年に国民の祝日に制定され、毎年10月10日と決められていました。その後、週末とあわせて3連休にするため、一部の祝日を月曜日に移動させる改正祝日法が成立します。これが、いわゆる「ハッピーマンデー法」と呼ばれる制度です。そして、このハッピーマンデー制度が導入されたことで、2000年から体育の日は毎年「10月の第2月曜日」と決められたのです。
体育の日は「晴れる・晴れやすい」と思われていたのはなぜ?
ところで、体育の日は「晴れる日が多い」とか「晴れやすい」と耳にしたことはありませんか? これは、人々の経験にもとづいて言われているのかもしれませんし、体育の日のはつらつとしたイメージから「青空が似合う」と思われている場合もあるでしょうが、実際に10月10日は晴れに
雨が降りやすい・晴れやすいといった、特定の気候になる確率が高い日があり、それを「特異日」と呼びます。10月上旬頃までは梅雨前線が停滞し雨になりやすいのですが、10月10日頃になると晴れになりやすいのだそう。
ちなみに、1964年の東京オリンピックの開会式でも、前日までは雨だったのが当日になると青空が広がったそうです。そのようなことから、10月10日は「特異日」として伝わっているようです。しかし、実際に過去のデータを見た場合、「体育の日は晴れやすい」という根拠はないとされています。
「スポーツの日」に変わった理由「スポーツの日」の意味
2020年から新しく生まれた祝日がスポーツの日です。これは、まったく新しい祝日ができたのではなく、もともとあった体育の日の名称を変えたものです。「国民の祝日に関する法律」では、スポーツの日の意義について「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」と定められています。
「体育の日」と「スポーツの日」の違い
古くからある体育の日をスポーツの日と改めたきっかけは、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックです。「体育」というと学校の授業のイメージを持つ場合もあるかもしれません。そのため、東京オリンピックの開催を機に、体育の代わりに世界的に広く使われている「スポーツ」という言葉を使い、スポーツの価値や有効性を見直し、スポーツの素晴らしさを各国の人々と共有するために、体育の日はスポーツの日という名前に変わったといわれています。
「スポーツの日」の意味
2020年から新しく生まれた祝日がスポーツの日です。これは、まったく新しい祝日ができたのではなく、もともとあった体育の日の名称を変えたものです。「国民の祝日に関する法律」では、スポーツの日の意義について「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」と定められています。
「体育の日」と「スポーツの日」の違い
古くからある体育の日をスポーツの日と改めたきっかけは、2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックです。「体育」というと学校の授業のイメージを持つ場合もあるかもしれません。そのため、東京オリンピックの開催を機に、体育の代わりに世界的に広く使われている「スポーツ」という言葉を使い、スポーツの価値や有効性を見直し、スポーツの素晴らしさを各国の人々と共有するために、体育の日はスポーツの日という名前に変わったといわれています。