ブログ

土用丑の日

公開日
2022/07/24
更新日
2022/07/24

真中日記

土用の丑の日を知るために、「土用」と「丑の日」に分解して、説明します。
「土用」は、季節の変わり目を表す言葉で、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間の期間を示します。
「丑の日」とは、十二支の「丑」からきています。
昔の暦は日にち(12日周期)を十二支で数えていました。
つまり、「土用の丑の日」とは、土用の期間に訪れる丑の日を示しています。
うなぎは、エネルギーの代謝に関係するビタミンB群が多く含まれているので、夏バテ防止にはぴったり。さらに、ビタミンEやAなども含まれており、栄養価の高い食材です。 つまり、夏にうなぎを食べるのは、とても理にかなっています。
日本では昔から、夏土用の期間は夏バテしやすいこともあり、「丑の日」に身体に良い「う」のつく食べ物(梅干し・瓜・うどんなど)を食べる「食い養生」の風習がありました。
これにうなぎが加わった由来には、諸説ありますが、その一つが蘭学者の平賀源内の宣伝文句由来説です。
江戸時代、夏場に鰻が売れなくて困っていた鰻屋の主人が、学者である平賀源内に相談したところ「本日、土用丑の日」と書いた貼り紙を店に貼り出すことをすすめました。すると、その鰻屋は大繁盛。 それを聞いた他の鰻屋もまねるようになり、次第に土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したといわれています。

  • 479180.jpg

https://machida.schoolweb.ne.jp/1320103/blog_img/8069372?tm=20240808123208